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八尾木1丁目のペンギンの家
こんにちは。
寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回よりシオンハウジングの断熱最高ランク『ペンギンの家(+太陽光発電・オール電化)』を建てられたS様の家づくりの様子をご紹介します。
光熱費が上がり続け家計を圧迫している今、家でその悩みを解決できるかもしれませんよ。
(『ペンギンの家』はこちら)
さて、いきなりですが、この小さな包みは何でしょう?
こちらは「鎮め物(しずめもの)」といって、土地の神様に対する貢物なのだそうです。新築住宅の基礎工事の前に家の中心に埋めます。
一般的には、「奉鎮(ほうちん)」と書かれた包みの中に、7種で一組の(鉄人像、鉄鏡、鉄長刀子、鉄小刀子、鉄矛、鉄盾、鉄玉)が入っています。
この鎮め物は、この後静かに埋められました。
基礎の上に透明の防虫シートが置かれているのが見えますでしょうか。「虫返し」といって、基礎と土台の間にはさむだけで、戸建てあるあるの、シロアリ、毛虫やムカデ、ゴキブリ等の侵入を防いでくれるものです。虫の恐怖から解放してくれるなんて、めちゃめちゃありがたいです!
さてこちらは上棟式の様子です。上棟式とは、新築を祝い福を願い、ご守護を感謝する儀式ですが、同時に完成までの工事の無事を祈願する意味もあります。
この日はS様ご夫妻とお父様、お兄様が参加されました。お酒、塩、米をまいて、お清めと工事の無事をお祈りしましたよ☆
上棟式が終わると、幣束は屋根裏の棟木に据え付けられました。
こちらのお家では、木造軸組工法を採用し、さらに「構造用ハイベストウッド」というパネルを貼り付けています。構造用ハイベストウッドは、家具用、木工用MDF(※1)とは異なり、構造用として作られた高耐水、高耐久のMDFです。
家の性能を長期間維持させるためには、柱や木材を腐らせないための、壁体内結露対策が不可欠です。構造用ハイベストウッドは、透湿抵抗が低く湿気を屋外に排出しやすいので、家を囲む面材として最適なのです。
長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられている住宅ということ。ゆえに家を長持ちさせるための工夫がいっぱいなのです。
さて、次回も引き続き、ペンギンの家ができる様子をおとどけしていきますのでお楽しみに!
※1…MDF=「Medium Density Fiberboard(ミディアム デンシティ ファイバーボード)」の略で、「中質繊維板」や「中密度繊維板」などと訳されます。ファイバーボードとは、木材の原料チップを粉状に繊維化してから成形した板の総称です。